感情の揺れ動きと身近な人間関係

誰でも感情が揺れ動くときはあるものです。

 

落ち込んだ気持ち、悲しい気持ち、

ぐったりと疲れ果てたような気持ち、

怒り、イライラ、不安…。

 

こうした気持ちのきっかけは、

はっきりとこれが原因と分かる大きな出来事である場合と、

何がきっかけかはっきりしない場合がありますが、

気持ちの処理のしようがなくて

意外とやっかいなのは、

むしろ何がきっかけかはっきりしない場合のほうだったりします。

 

気持ちを整理するには、

何がひっかかってこんな微妙な気持ちになっているのか

自分で気づくことが出来ると、

それだけでずいぶん楽になるのですが、

そういう場合のヒントとして覚えておくといいのは、

辛いのだけど何だか分からないモヤモヤというのは、

実は身近な人間関係(≒これからも関係を続けて行きたいと思っている人間関係)における

割と小さな出来事への反応である場合がかなり多いものだということです。

(もちろんすべてが当てはまる訳ではありませんが…)。

 

~喜んでもらえると思って報告した仕事に対する

上司の反応が意外とあっさりだった…。

嫌な気持ちを抱えて帰ってきて

それを聞いてもらおうとしたら、

家族の反応がさらに追い打ちをかけた

(そんなことをいちいち聞かせないで欲しい…)等々~。

 

その出来事は意外と小さな、微妙な、

我慢すればいいと打ち消してしまいたくなる程度のものかもしれません…。

しかしその小さなことが、

やっぱりあたりまえに堪(こた)えるのが

生身の普通の人間なのだと思います。

 

心理士 清見(きよみ)