カウンセリングの流れ

 福岡臨床心理オフィスでは、カウンセリングを、担当心理士とクライエント様との共同作業であると考えています。  取り組むべき問題と共同作業の目標を十分に共有し、クライエント様の同意と納得のもとカウンセリングを進めて行きます。そのことが、クライエント様の安心感につながるのはもちろん、カウンセリングという共同作業が最大に効果を発揮するための必要条件だと考えております。そのために当オフィスでは、初めてカウンセリングを受けられる方のためにファーストステップ・カウンセリング(基本5回)の段階を設けています。この5回で一定の自己理解や解決を得て早期の終了となる場合もありますし、必要に応じて、クライエント様の同意のもと継続的なカウンセリングに進んで行く場合もあります。

略図カウンセリング流れ

 

 

 ◆ファーストステップ・カウンセリング(基本5回)について

 

ファーストステップ完全版 初めの5回で、丁寧にお話をうかがうことを中心に、心理テストや検査も取り入れて、専門的な観点から問題の整理と見立てを行います。それをクライエント様にフィードバックし、問題の理解を共有します。それに基づいて改善へと向かう、まずは、短期的なサポートを行います。

  カウンセリングの初めの数回には特に大切な意味があり、これから進んで行くための「心の地図」を手に入れる重要な作業であると同時に、難しいと思っていた問題も意外に早く一定の解決を見て早期の終了となることも少なくありません。 まずは初めの5回を一区切りの段階と捉え、メリハリをつけて取り組むのが効果的かつ誠実な対応と考えています。

  ただすべての問題が初期の短期的な対応で解決できるとは限りません。ファーストステップ・カウンセリングの中で重要なのは、第3回の「見立てと見通しのお伝え」と言えますが、そこで発見される問題は1つとは限りませんし、問題の内容によっては、より多くの時間をかける必要があることをお伝えする場合もあるかも知れません。その場合、クライエント様の同意のもと、継続的なカウンセリングに進んでいくケースもあります。

 いずれにせよ、ファーストステップ・カウンセリング(基本5回)を、まずはしっかり受けていただいて、自分に合ったものは何かを検討していただくことで、終了にせよ継続にせよ、安心してより納得できる選択をしていただけるものと思います。 

 

 

◆継続カウンセリングについて

 

継続カウンセリングきれいな画像

  継続カウンセリングの必要な場合とは、例えば以下のような場合が考えられます。

◆長年の心理的ストレスが原因となっているような場合=弱音を吐けない・頑張りすぎる・本心で交流するのが怖い・対人関係で悩んでいる etc.

◆長期にわたる生育歴上の苦しい体験が今の問題の原因となっているような場合=親との葛藤や大きな挫折体験 etc.

◆思春期・青年期の方で、ある程度の期間をかけて成長を見守るのがふさわしい方の場合など

 ただ、これらに当てはまっていても継続とならない場合もあるでしょうし、当てはまっていなくても、確かにこれは複雑な問題で、多少時間をかけて考える必要があるようだとクライエント様も同意し、継続となる場合もあるかも知れません。いずれにせよ、カウンセリングは担当心理士とクライエント様との共同作業であり、つねに見立てや見通しを共有しながら、クライエント様の同意のもと、共同で作業を進めてまいります。

 

継続的なカウンセリングとなった場合は,通う期間や頻度はどのくらい

 期間は、それぞれの抱えた問題の質や目標によって違いますが、ファースト・ステップカウンセリング後、あと数回程度行って終了となる場合もあれば、年単位になる場合もあります。継続となった場合も、かなりの程度の方が数ヶ月から1年程度で終了して行かれるように思います。頻度は2週間に一度か1週間に一度でスタートして、ある程度の解決が見られてから3週間に一度や4週間に一度へ移行していき、最後は予約がない状態―何かあればまた来所の約束―で終了です。

 終了の時期については、担当心理士とクライエント様とで話し合ってタイミングを見計らって行きます。